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エグモント国立公園の湿地帯にボードウォーク

テ・パパクラ・オ・タラナキ(エグモント国立公園)に、数100メートルに渡りボードウォークが作られる。訪問者がこの上のみを歩くことで、国内でも稀有なタラナキの湿原地帯を守ることが目的だ。

NZ$19ミリオンドルをかけたタラナキ・クロッシング・プロジェクトの一環で、ポウアカイ・ハットからポウアカイ・ターンズに720メートルの、アフカワカワウェットランドに650メートルのボードウォークを設置する工事が行われる。現在ウォークパスには材木が置かれているが、長い間に地面に沈み込み散らばってしまったため、訪れる人たちは、立ち入るべきでない貴重なエコシステムが循環する湿原を歩き回っていた。すでにポウアカイ・ターンズに向かうマンゴレイ・ロード・トラックのボードウォークは完成している。ポウアカイ・ターンズは、タラナキ山が湖に鏡のように映る場所で有名なスポットだ。

自然保護局のカール・ウィッテルストーン氏は、「ウェットランドには、様々な独特の生物が生息していてます。訪れる多くの人が湿原を歩き回るのを止め、ボードウォークの上だけを歩くようになってほしいのです」と語る。