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オークランドの巨大サンタ 新オーナーの元へ

オークランドのクリスマスの風物詩として60年間親しまれ、昨年引退した全長18メートル体重5トンのサンタクロースが、新たな住処ワナカのナショナル・トランスポート・アンド・トイ・ミュージアムに到着した。

ウィンクする顔つきや指の動きが、しばしば「気持ち悪い」とも言われた巨大サンタだが、新オーナーのジェイソン・ローデス氏と博物館は、この評価に異を唱えている。「最初にこんな悪口を言いだしたのは一体誰でしょう?多くの人はこのサンタを楽しみにしていました。彼は微笑みを浮かべて、クリスマスを楽しむ人たちの心を明るくしていたはずです」Auckland Heart of the Cityが年間20万ドルのメンテナンス費用をかけていたこのサンタを、ローデス氏は1ドルで買った。いくつものパーツに解体されたファイバーグラスの本体は、博物館の拡大予定地に荷下ろしされた。

今年のクリスマス以降に修復が始まるとのこと。「多分来年の今頃は、微笑みながらここに立っているでしょう」とローデス氏。

今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。

ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。