オークランドのシティ・レイル・リンク・プロジェクトで、ボーリングマシンが、マウント・イーデンの地下で、長さ423メートルの掘削任務を終えた。
地表から17メートル下のこのトンネルは、ストームウォーター用の新しい排水溝として使用される。既にある排水溝が、レイル・リンクの軌道と重なるからだ。
このボーリングマシンは、ジェフィーという愛称を持ち、フランスから持ってこられた。今年の1月以降、ジェフィーは2000㎥の土壌を掘り出し、208のコンクリートセグメントを設定した。ジェフィーはまた、オークランドが存在する場所にあった太古の道にも邂逅した。2万年前に噴火した火山が破壊した木の残骸も見つけたのだ。伝統的には、炭坑の守護神であるサンタ・バルバラにちなんで、土中で働く機器には女性の名前が付けられる。ジェフィーは100年ほど前に、フランスで人気のあった名前である。
オークランドでの役目を終えて、ジェフィーは今度は、エクアドルへ搬送される。