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逃亡羊スージーの毛刈り

ニュージーランド北島中部のキングカントリーで、見つかった逃亡羊のスージーの毛刈りイベントが、マスタートンで開催された。

スージーはペレンデールとクープワースの交配種で、テ・クティ南のマピウで発見された羊で生まれて一度も毛を刈られたことのない巨大羊のスージーは、毛刈り世界チャンピオンのピーター・カッスリー氏によって毛を刈られた。

その様子はマスタートンの羊と毛刈りの博物館Wool Shedで、100人にも及ぶ観客の前で実演され、刈った毛の重量は14.6キロにもなった。ニュージーランドの逃亡羊として有名なシュレックの記録には及ばなかった。現在、1頭から取れた世界最重量の羊毛は、オーストラリアの逃亡羊クリスが保持している。

この毛刈りショーでは、羊毛の重量当てクイズ、毛刈りの時間当てクイズ、羊毛の長さ当てクイズなどのイベントも同時に行われて賑わった。Wool Shedは、Shear(毛刈り)History Trusが監修する国立博物館で、2005年にマスタートンにオープンした。