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Auckland City Mission が生まれ変わる

ホームレスや薬物飲酒等による生活困窮者の支援活動をする団体Auckland City Mission が、Hobson ストリートにある現在の建物の改築及び増設をし、Mission Home Groundとしてより充実したサポートを行っていくと発表した。9月22日より改築プロジェクトを開始するにあたり完成までのおよそ2年間、支援サービスは700メートル先のUnion ストリートの建物の方で行われるという。

今年6月Ardern首相は、薬物飲酒依存者への治療が必要なこと、そのために必要なベッドを50%まで増加したいと発表。現在治療者のためのベッド数は市内で20個しか用意されていないのが、このプロジェクト完成時には建物内に治療者のためにベッド30個が用意され、オークランドで最も大規模の飲酒薬物浄化のための設備も整うことになる。

加えて、フードバンクや食事供給、生活補助手続き等従来のサービスはもちろんの事、慢性的なホームレスやステートハウス登録者用として80棟のアパートメント、24時間ソーシャルワーカー在住、年間3000人を受け入れら得るヘルスセンターサービス等これまでより以上に良いサービスを受けられるようになる。

このプロジェクト完成までに必要な資金はNZ$90ミリオンドル。政府が投資した約NZ$35ミリオンドルを加えると、現在NZ$72ミリオンまで基金が集まっている。