昨年ニュージーランド外務省は、約3,000人のニュージーランド人が海外でトラブルや犯罪に巻き込まれ、政府の救助を必要としたと発表。

外務省の統計では昨年6月までの一年間で、57の大使館とその他の部署が2,780件の事件に対応したという。事件の主な内容は、紛失物（548件）、犯罪被害（266件）、違法行為（202件）、移民問題（186件）、海外での死（186件）で、外務省が対応した。
国外の刑務所に服役中のニュージーランド人は143人で、その大半がオーストラリアであるが、中国、アメリカと続く。主に麻薬、移民、性犯罪がその主な犯罪内容である。

この10年で海外で、死亡、経済、紛失物に関連した事件は約2倍となった。