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「警察はあてにならない」南オークランドのショップ経営者たち泥棒に悩む

南オークランドのある店の経営者、一週間のうちに7回も泥棒に押し入られており、「何の手も打たない警察に失望している」と訴えている。

マンゲアで日用雑貨店を営むタラ・バインズさんは、一週間のうちに7回も泥棒に押し入られたことがある。

ある時銃を持った男が店に入って来て脅し、金を要求した。別の客が入ってきたため、この男は逃げたが、その後すぐにバインズさんが警察に通報したところ、3時間以上もたってやっと警察官がやってきたという。

犯罪の多さに耐えられず、バインズさんはすでにクレンドンのリカーショップを売ったばかりだが、この店も売ることを考えているという。

また、オタフフに2軒のリカーショップを持つサニー・サホタさんも、ひと月に最低でも一回は窃盗や強盗にあっているという。

「夜強盗にあって、翌日になっても警察からは誰も来ない。電話しても『今手の空いている者が誰もいない』というばかりだ。折り返し連絡もしてくれない」

バインズさん、サホタさんは、新たに作られたショップ経営者の自衛グループ The Crime Prevention Groupに属している。

「警察が頼りにならないのなら、自分たちで何か手を打たなくてはならない」と、警察の怠慢を憤り、メディアで発表し、対応を求める手段に出た次第である。