カンタベリーのワイマテで火災が起こり、町のメインストリートの建物が燃え、3人が亡くなった。

ネパール人のテジ・ナラヤン・カフルさん（48歳）、妻のティカさん（39歳）、8歳の息子プレムくんは、家族が経営しているレストラン上階の自宅で火事に巻き込まれた。夫妻の3人の娘たちは、ベランダや窓から逃げ出して無事だった。彼らは現在、クライストチャーチのおじと祖父母の家で保護されている。

長女のトゥルシさんは、7時半ごろ地震と思われるような物音で目覚めた、と話している。「ドアを少し開けると、廊下に大きな炎が燃え広がっているのが分かりました。ドアを閉めて、父母を大きな声で呼びましたが、返事はありませんでした」

彼女は2人の妹をベランダに連れ出し、父の携帯電話に電話しましたが繋がらず、その後111に電話したという。妹のママタさんが、大声で助けを呼ぶと、3人が来てくれて屋根から降りるのを助けたとのこと。

姉妹たちを保護しているおじのビシュンヌ・カフルさんは、彼の両親とともに6ヵ月前にネパールからニュージーランドに来たばかり。