ニュージーランドを訪れている英国ハリー王子は、スチュワート島唯一の小学校を訪問。このハーフムーン・ベイ・スクールは、教師2人と生徒24人しかいない。
王子は、離島で学ぶ5歳から13歳の生徒たちが、オンライン技術とビデオを使って、どうやって学習するかを参観した。
彼が見たのは、ドイツ語初級のクラス。タラナキの自宅からオンラインビデオで子供達を教えているのはステファニー・マイケル先生だ。
マイケル先生が王子に、何か外国語を話せるかどうかを聞くと、「学校でフランス語を習ったけど、ほとんど覚えていないよ」という答えが返って来た。
「スペイン語を習いたかったけど、僕の先生は無用だって言った。僕もドイツ語が話せたらなあ」とハリー王子。
ドイツ語を学ぶ子供たちと会話を交わした後は別のクラスへ。ここでは、この日のために作った手作りの色とりどりの王冠をかぶった子供達が、ワイアタ(マオリの伝統的なダンスの一つ)を披露した。
2人の生徒から歓迎の言葉を受け、神妙な面持ちの1年生が、アンザック・デーに学校で作ったポピーについての作文を読んだ。
生徒たちから王子への質問タイムで、ある子は、ヘリコプターを操縦する時何が一番楽しいかと尋ねた。
「移動するオフィスにいるみたいなことだね。。。オフィスには2人しかいなくて、誰にも邪魔されない」
お城に住んでいるの?という質問に対しては、住んでいないし、王冠も被っていないよと答えた。
女王のことを何と呼んでいるかと問われ、「Granny(おばあちゃん)だよ、でも彼女のことは女王陛下だと思っているよ。僕は軍隊にいて、彼女がボスだからね」
ある小さな女の子は、王子の好きな食べ物が知りたかった。
「スパゲッティ・ボロネーゼ。この答えでいいかなあ?」
また何故スチュワート島訪問を選んだのかという問いに王子は「こんなとこに住めて、君たちはとてもラッキーだよ」と返した。
王子は子供たちに、ジョン・キー首相に、ヘリコプターで島を回りたいって手紙を書いたらどうかな、と提案。
学校のバンドが、The Exponentsの古いヒットソング「Why Does Love Do This To Me?」を演奏した。