オークランド郊外にあるワイウェラの温泉プールリゾートは、かつて人気のある施設として賑わったが長く閉鎖されている。現在のオーナーは、再開発に向けてのパートナーあるいはバイヤーを探している。
本リゾートは、ロシアのビジネスマンで富豪の投資家ミハイル・キミヒ氏が去ったことにより突然運営を終了した。その後2018年にキミヒ氏はロシアでコロナウィルスで亡くなったとされている。
現在のオーナーの不動産投資会社Urban Partersと不動産仲買会社のColliersは、本リゾート、ホテル、飲料水、キャンプ場のジョイントベンチャーパートナーあるいはバイヤーを探している。
プロジェクトのディレクター、ダグ・オズボーン氏は世界中から興味を集めることを望んでいる。
「本施設は極めて高いポテンシャルを持っています。オークランド市の進める開発計画でも郊外の魅力あるサイトとして、ビジネス、住宅開発、健康とウェルネス、観光、ホスピタリティ、宿泊施設の立地区画として認められています」
コロナ禍による国境閉鎖や制限により開発は遅れに遅れていたが、規制が緩和されつつある今、理想的なパートナー探しに力を入れる時が来た、とオズボーン氏。
ウェルネス、レジャー、観光分野のビジネスをターゲットとして、オークランド中心地からわずか45分の場所にある海岸に近い温泉地、ワイウェラのキャンペーンを展開する予定である。