ニュージーランド最大の農企業Landcorpは、今夏の干ばつが経済に与える影響を危惧している。
昨年7月から12月まで6ヵ月のLandcorpの利益は、前年の同時期と比べて43パーセントも減っている。
チーフ・エクゼキティブのスティーブン・カーデン氏は、昨年は酪農製品の価格が下がったことが主な原因だが、この夏の干ばつが乳製品の売上げに更に打撃を与えている、と語る。ほとんどのかんがいのない地域では、利益は急降下した。
「北島中央の牧場では被害が大きく、かんがい設備のあるカンタベリーやオタゴでは、比較的被害が少ない」
Landcorpは、年間を通じての利益見積もりを見直しているとのこと。