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帰国望むインドのニュージーランド人たち

インドからニュージーランドへの入国禁止が解除されたが、入国可能なインド人にとって航空便を見つけるのはほぼ不可能と言える状態だ。

今週日曜日までに、"高いリスク"にランク付けされている国から131人が隔離施設滞在を予約している。そのうち106人はインドからの渡航者である。

しかし、予約者の全員が隔離施設に現れるわけではないという。

インドからニュージーランドへ様々なトランジットを経て多くの人が帰国を試みているが、全世界でフライトスケジュールは混乱し規制も多い。

131人中の91人は、永住権または一時的なビザ保持者。一時的なビザを持つ人は、永住権か市民権を持つ人のパートナー、未成年の子ども、または親でない限り入国はできない。

ニュージーランド市民権を持つウプカ・カシャップさんは、父親の葬儀に参列し母や祖母を支えるためにインドに渡航した。

帰国便は4月24日であったが、その頃ちょうどインドからの入国禁止規制が実行された。

「私は4月30日に帰国便をエミュレーツで予約しましたが、この航空会社はインドからの乗客を拒否しています。乗り継ぎさえも拒んでいます」とカシャップさん。

彼の妻と二人の幼い娘はニュージーランドに住んでいて、妻の産休ももうすぐ終わる。

「私は外出は控え、ウイルステストも定期的にしています。一日も早く家族の元へ帰りたいのです」