高等教育のために、国から受けた学資ローン(Student loans)未返済の人々は72,200人に上り、税務省が負担している金額はNZ$2.4ビリオンドルになることが、IRDによって報告された。

そのうちの1人である女性は、1月10日にIRDの要請で、空港にて警察に逮捕された。学資ローンの債務者が184日以上国外に出国する場合は、利子が課される。この利子は、出国日の翌日から加算される。昨年10月31日時点で、109,400人の債務者が海外に滞在し、債務総額はNZ$3.4ビリオンドルであった。債務者の返済不履行がこの総計の大半を占めるが、NZ$930ミリオンドルの利子、NZ$540ミリオンドルの罰金、NZ$30ミリオンドルの手数料が含まれている。

2014年以降、海外に居住して返済を避け続ける債務者には法的な罪に問われる。