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中国人留学生20%減少 ー ビザポリシー変更計画が理由か

今年6月までの年間で、中国人留学生によるニュージーランド渡航者数は、前年比で20%減少した。移民局の統計によると、前年は10,534人で、今年は8,604人となったという。

留学業界にとって大きな収入源でもある中国人留学生の減少は、痛い打撃となっており、留学斡旋業者によると、政府が学校卒業後の就労ビザや永住ビザポリシーの変更を計画している事が減少の理由と指摘し、彼らは留学の渡航先をオーストラリアやイギリス等他国へシフトしているという。

これに対し、Iain Lees-Galloway移民大臣は、この中国人留学生の減少の理由について、ポリシーの変更計画が主な理由とは考えてはおらず、むしろ、現在計画しているポリシー変更は、高いレベル資格のコースでの就学者に対し、幅広いオープンワークの権利をオファーする計画をしている事から、ポリシー変更後、中国人留学生の数は、増加する見込みであるとコメントした。