鶏肉の大手Tegal社のヘレンズヴィル養鶏場で撮影されたケージ飼いの様子があまりに酷いと、動物保護団体から非難が上がっている。
Direct Animal Actionというグループが、養鶏場での鶏の飼育方法に対して、Tegal社を激しく糾弾しているが、Tegal社では「このビデオは故意に選択した映像のみを紹介しており、実際の養鶏方法を映してはいない」とこの訴えを斥けている。
「いかなる規模の農場であれ、障害がある、または、発達に問題がある個体が少数は出てくる。小屋のチェックは毎日行い、死んだ鶏を発見した場合は取り除いている」とTegal社は発表した。
片やDirect Animal Actionのスポークスマンは「私たちが農場を訪れた2回とも、虐待されている鶏を数多く目撃しました。腐乱した死骸はそのままになっていたし、動けなくなって餌を食べられない鶏も多くいました」と、飼育方法を厳しく非難している。