オークランド市は、市の中心部に新たなステート・アパートメントを建設する。築60年を経た現在のアパートの3倍の住民が収容可能となる。
1957年に建てられた現在の高層住宅は、時代と需要に合わないため解体され、約NZ$200ミリオンの予算で280戸を持つ建物が建設される予定。80戸は通常のマーケットで賃貸物件として扱われ、200戸はハウジング・ニュージーランドの物件となる。そのため、異なる人々の異なるニーズに答えられる優れたデザインとアクセスの容易性が建設の重要なカギとなる。
現在オークランドでは約500人が家を持たず、路上で生活しているとされているが、新たなステート・アパートメントは、ホームレス対策の使命も担っている。
建設の開始予定は来年で、実際の入居は2021年を目標としている。