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幼児教育環境に警告

Wellington で行われたOgago大学幼児保健医療部門でのセミナー内にて、ニュージーランドの保育環境における最低基準値が先進国内で低い事が指摘され、政府に対し5歳以下の全ての幼児教育環境に寒さ、混雑、騒音の最低基準の引き上げするよう忠告している。

保健医療に35年携わり、これまで1500箇所以上の幼児施設を訪問調査してきたOtago大学PHDMike Bedford氏によれば、ニュージーランドの最低基準として、幼児1人につき最低2.5スクエアメーター(屋内)、5スクエアメーター〈屋外〉でOCED内で最も低く、隣国Australiaでも幼児1人につき最低3.3スクエアメーター(屋内)、7スクエアメーター〈屋外〉であり、何故ニュージーランドが実際このような低い数値設定をしているのか不可解だという。Bedford氏は、その他混雑や騒音、保育環境内の気温設定についても指摘した。

その他、幼児教育者内における調査結果においても、保育環境下の混雑具合や幼児の数における最低基準見直しを願う声が多いことや、今年初めにRadio New Zealand の調べで幼児教育者や調査員より、幼児教育者数の最低基準が守られていない事から幼児教育環境が安全ではないことを指摘している。

教育省の発表では2016年、幼児教育施設に対し163件の告訴を確認しており、23の施設が結果として免許剥奪をされているが、実際の教育環境問題は政府が考えているより深刻のようだ。