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悪徳留学エージェントの実態

ニュージーランドの経済を支える外国人留学生からの資金は、毎年$4ビリオンドル以上で、その留学生の3分の1が中国人留学生だ。

しかしながら、中国人留学生をターゲットに荒稼ぎをする留学エージェントの存在も少なくないという。多くの留学エージェントは、国内の学校を顧客へ紹介することで学校から紹介料をもらいそれを利益としているが、エージェントの中には、英語が出来ない顧客を専門コースへ入学させるべく、英語の入学テストをエージェントのスタッフやエージェントが雇う替え玉に受験をさせるところもあるという。当然替え玉受験で入学した生徒は、授業についていけない。そこで別の学校へ入学させる事で、また新たに別の学校から紹介料をもらうというやり方で荒稼ぎをする所もあるという。 留学エージェントは登録不要の為、悪徳エージェントの数は不明だ。

コース入学のための校内英語試験制度を撤廃するか否かは、来月決定されるという。もし撤廃されれば、今後、英語力が必要とされる専門コース入学希望者全員が、IELTSなどの英語学科試験を受けることになる。