タラナキ山で行方不明になっていたドイツ人観光者が、3日ぶりに無事見つかった。
フランクフルトに近いダームスタッドから訪れていたテリーザ・シェイフさんが、待っているはずのクルマの中におらず、行方がわからないと、一緒に旅をしている友達から報告があがった。
タラナキ、ファンガヌイ、パーマーストーンノースの自然保護局や空軍を含む多くの団体による捜査が行われ、3日後の午前11時ごろ、テリーザさんは無事見つかった。
テリーザさんは、同行した友達をクルマで待っている間退屈し、ナトロ・ループ・トラックを自分一人で歩こうと決めたという。
「トレッキングルートを歩こうと決めましたが、4時間で戻れるはずなのに、道に迷ってしまいました。誰か私の声を聞きつけてくれないかと思い、歩きながら100mごとに叫んでいました」
彼女が食料として持っていたのは、キャンディーと水だけだったという。夜は木の枝や羽で、間に合わせのシェルターを作り凌いだとのこと。
