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「犯罪者ではありません」国外退去のインド人留学生

留学エージェントを通じて、ニュージーランド移民局に偽装文書を提出し学生ビザを取得したことにより、国外退去命令に直面しているインド人留学生たちが、自分達に対する処罰は不公正であると訴え出ている。

9人の留学生たちが、人気キャスター、ジョン・キャンベルの出演するラジオ番組で、自分達の処遇に対する不満を語った。彼ら留学生たちは、ニュージーランドで勉強するために1万5,000ドルから3万5,000ドルを支払ったという。
Migrant Workers Associationからアヌ・カロティ氏が、彼らの代弁者として、異議を申し立ててもいる。
「学生達の多くは、裕福な家庭の出身ではありません。彼らが高い教育を受け、優れた資格を得るために、借金をしたり物品を売ったりして彼らをサポートしているのです。そのような学生達を、資格を取得しないまま国に送り返すのは、不名誉なこととなるでしょう。」
また別の擁護者は、「学生たちは犯罪の被害者で、彼らが犯罪者ではありません」とサポート。

これを受けて、教育相のスティーブン・ジョイス氏は以下のように語る。「毎年2万2,000人のインド人学生達がニュージーランドで勉強するためにやってきますが、インドからの学生ビザ申請に対しては、38から40パーセントは却下しているのが現状です。文書が偽りである確立が非常に高いのです。最終的に学生達は、代理人を通していたとしても、提出された書類には責任を負うべきと見ています」