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粉ミルク毒物混入脅迫事件8年半の実刑判決

乳幼児ミルクに毒物を混入すると脅迫メールを送りつけた男の裁判で、昨日オークランド最高裁で懲役8年と半年の有罪判決が出た。この事件により、調査等で発生した国の被害額が$37ミリオンドル以上に及んでいた事などで、これまでで最も卑劣な脅迫のケースであるとした。

Jeremy Hamish Kerr (60歳)は2014年11月、毒物入りの粉ミルクを全国農業者連盟 (National Farmers Federation)や乳製品大手フォンテラ(Fonterra)へ送りモノフルオロ酢酸ナトリウム(別名:1080)を使用禁止にしなければ粉ミルクに毒物を混入すると脅迫した。

Kerrは1080に代わる製品の製造会社を運営しており、理由の一つが会社の財務利益を得るためだという。