オークランド南マヌレワのテ・マヒア駅で、電車が向かってくる線路にベビーカーが転落した。列車の運転手はとっさの判断でブレーキをかけ、ベビーカーを轢かずにすんだ。
このベビーカーは2人用。赤ちゃんの父親と認識されている男性が、乗っていたもう一人の子供を降ろした後、赤ちゃんを乗せたままベビーカーが線路に落ちてしまった。この男性は、赤ちゃんを救おうとして線路に飛び降りた。
運転手は、落ちたベビーカーの20メートル手前で止まった。
赤ちゃんは看護師に助けられて、ミドルモアホスピタルに搬送された。この男の子は落ちた時に頭を打ったようだが、大きな怪我はしていないと病院は発表した。
Rail and Maritime Transport Unionのスポークスマンは、「このような出来事は、あらゆる電車の運転士にとって悪夢と言える。この運転士は充分に休息し、プロのカウンセリングを受ける」と語った。