はじめまして。オークランドでファイナンシャル勉強会というイベントを運営しているものです。
KiwisaverのInvestor Rateについてのご質問でしたが、投資オプション(investment funds)の違いについてのご質問だと仮定して僕なりの理解で回答させていただきます。
わかりやすい例で申しますと、銀行にお金を預けていれば、利子という形でお金が増えますよね?でもその仕組みを簡単にいうと、あなたが預けたお金は、銀行が投資に使います。普段、あなたにとってはほぼ確実にもらえる「利息」というお金しか目を向けていらっしゃらないかもしれませんが、あなたのお金を使って、
見えないところで「投資」が行われている
と考えてください。
さて、KiwiSaverも似たようなものだと考えていただくと分かりやすいかもしれません。お金を積み立てていくので、そこにお金が溜まってきます。銀行での貯金との大きな違いの一つとして、
あなたが、その見えないところでの「投資」をある程度コントロールできる
ということです。
投資ですから、方法によっては、(一般的に)リスクが高いとされるもの(株式投資)や、リスクが低いとされるもの(定期預金)、その中間(不動産投資)など様々です。リスクが高いものほど、一般的にリターンは大きい、リスクが低いものは、当然リターンは少ないです。
プロバイダーにもよるかもしれませんが、5つの投資オプションの中から、ご自身の積み立てたお金を、どのような投資に、どの程度振り分けるか、を決めることができます。
各種プロバイダーは、結構セミナーのようなものをやっていて、例えば、
* 若いうちには、リスクの高いオプションの割合を大きくしておく。
* 年齢を重ねるごとに、その割合を減らして、よりリスクの低い、安定した投資オプションの割合を増やしていく。
というようなアドバイスをしている場合もあります。この辺りはご自身で決めることができます。定期的にアカウントにログインして、投資オプションを切り替えた方がいいということでしょうね。