質問ではないのですが、運転免許の実技試験で、理不尽な体験がありましたので、共有します。長文お許し下さい。
娘が、Restricted License test を2回受け、2回とも不合格となりました。1回目は10分ほど、2回目は5分足らずで失格と判定されました。私は(今思えば同乗するべきでしたが)同乗しておらず、以下のテスト中の出来事は、娘から聞いたことです。
1回目:アルバニー近隣VTNZ。
中年インド系男性教官。30分前に到着し、受付に声を掛けると、特に手続きもなく、車へ行くよう促されます。車内で彼は「You are not supposed to use this」と言って、ドラレコのコードを抜きました。
出発し、公道を走る際、彼はスピード測定器を使っておらず、運転席をのぞき込みスピードのチェックをしました。試験中、彼の運転の指示はとても曖昧で、手元のタブレットを操作するなどしていました。不合格と言われて、VTNZに戻り、車内で「ミラー等のチェックが足りない」「スピードオーバー」等、不合格の説明をされ、本来の予定開始時刻の前に全てが終了しました。
娘の印象として、「何だか、よく分かんない…。チェックもしてたんだけど」との感想でした。初めてのことで、不信感は感じたものの、まあ仕方ないかということで、次の試験と予約しました。
2回目:ウエストゲイトVTNZ。
約30分前に到着しました。まず、入り口で取り乱して泣いている白人の女の子がいて、びっくりしました。彼女は懸命に係員に何かを訴えていました。
受付に声を掛け、書類を受け取り、記入しているところへ中年インド系教官が現れ、娘の名前を呼びました。受付からもらった書類が違うものであったらしく、彼は横柄な態度で「なんでこれを書いてるの!?」と高圧的に話しかけてきました。そして、「これは後で書くから、今はいい。」と言って、娘を試験に誘導しました。この時点で嫌な予感はしたのですが、まさか後に起こるような顛末は予想せず、私は建物の外を散歩して待つことにしました。
ここでも「You are not supposed to use this」と言って、ドラレコのコードは抜かれました。たった10分足らずで娘から着信があり、出ると涙声が聞こえ、不合格と確信し私もVTNZに戻りました。娘は、「ウインカーを出さなかったからって言われた。でも絶対に出した!」と言って、憤っていました。教官は娘と「やった」「やっていない」のやり取りの中、一方的に会話を終わらせ事務所に戻っていました。ここでも本来の予定開始時刻より早く終わりました。
娘とともに事務所に入り、「少しお話しできますか?」と話しかけると、教官は私たちを廊下に誘導しました。教官は、①VTNZ敷地内から行動に出る際 ②約10m先の次の角 ③ラウンドアバウトの出口 の3回、ウインカーを出していなかったと説明しました。娘は、全てにおいて出していたと確信しています。
私が、「お互いに反対のことを言っていて、証拠もお互いにありません。あなたの意見だけに同意することはできません」というと、「私が嘘をついていると?」と言いました(このセリフ、このあと何回か言っていました)。彼は一貫して「聞きなさい。私は教官です。毎日これをやっている。これで収入を得ています。私は事実を記録して、私が見たことをあなたに伝えているだけです」といった意味のことを繰り返していました。また、妙にニコニコしながら「本当は、最初の2回で失格だけど、それでも試験を続けさせてあげたのですよ。でも結局ラウンドアバウトでも失敗したので、今回は残念だけど」と言いました。(これは、私を懐柔し諦めさせるためのテクニックと推測します。)
その他、ドラレコについて「you are not allowed to use 使用は許可されていません」、なんで?と聞くとひたすら「VTNZに問い合わせて下さい」と繰り返すなど、明らかに面倒くさくなってきている態度を見せ始めました。
私は、これは平行線だと考え、私「お時間ありがとうございます。(教官ニコッ たぶん諦めると思った) でも今日は同意できません(教官ムスッ) 一番の問題は、どちらにも証拠がなく、チェックができないことです(教官うんざり顔)。この周辺、賑やかなのでCCTVがたくさんありますよね(教官顔動く)。なにかで確認できないか、探してみます。今日は同意できませんが、後日またお話しする必要があります。」といい、彼は「ええ、VTNZに問い合わせて下さい」を繰り返し、解散となりました。
さて、WestからAlbanyまで問題なく娘の運転で帰宅し、VTNZのWebからそれぞれが顛末を報告しました。3日前の話なので、返事はまだありません。しかし、グーグルレビューを見てみると、出るわ出るわ似たような体験談が。これは、苦情を申し立てても、教官本人には何も効果がないことが考えられます。
考察:秒速で仕事をやっつけ、収入源である次回試験代も産生。今回の中年インド系男性職員をはじめ、一部の職員の中でそういった方法が数年にわたり行われている。
現在、VTNZに出入り口付近のCCTV映像、Auckland Transportに該当の2か所のCCTV映像を依頼しています。確認できるといいのですが!
とても理不尽な体験をしたので、皆さんが被害に合わないよう願います。対策としては、ドラレコ(音声なしで、外観のみの録画なら許可はいらず、室内も録画するなら教官と本人双方の同意が必要です)を使う、サポートパーソンが同乗する、などでしょうか?
社会の安全のため、運転免許試験を厳しい目で評価することは当然のことです。しかし、やったことをやっていないと一方的に断定されることは許しません。もし、同じような体験をされた方、また、VTNZ関係の方、運転試験関係の方がいらっしゃいましたら、ご意見を伺いたいです。