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運転免許の実技試験で、理不尽な体験

coqulico[#29624]
coqulico[#29624]

質問ID:13266
質問ではないのですが、運転免許の実技試験で、理不尽な体験がありましたので、共有します。長文お許し下さい。

娘が、Restricted License test を2回受け、2回とも不合格となりました。1回目は10分ほど、2回目は5分足らずで失格と判定されました。私は(今思えば同乗するべきでしたが)同乗しておらず、以下のテスト中の出来事は、娘から聞いたことです。

1回目:アルバニー近隣VTNZ。
中年インド系男性教官。30分前に到着し、受付に声を掛けると、特に手続きもなく、車へ行くよう促されます。車内で彼は「You are not supposed to use this」と言って、ドラレコのコードを抜きました。

出発し、公道を走る際、彼はスピード測定器を使っておらず、運転席をのぞき込みスピードのチェックをしました。試験中、彼の運転の指示はとても曖昧で、手元のタブレットを操作するなどしていました。不合格と言われて、VTNZに戻り、車内で「ミラー等のチェックが足りない」「スピードオーバー」等、不合格の説明をされ、本来の予定開始時刻の前に全てが終了しました。

娘の印象として、「何だか、よく分かんない…。チェックもしてたんだけど」との感想でした。初めてのことで、不信感は感じたものの、まあ仕方ないかということで、次の試験と予約しました。

2回目:ウエストゲイトVTNZ。
約30分前に到着しました。まず、入り口で取り乱して泣いている白人の女の子がいて、びっくりしました。彼女は懸命に係員に何かを訴えていました。

受付に声を掛け、書類を受け取り、記入しているところへ中年インド系教官が現れ、娘の名前を呼びました。受付からもらった書類が違うものであったらしく、彼は横柄な態度で「なんでこれを書いてるの!?」と高圧的に話しかけてきました。そして、「これは後で書くから、今はいい。」と言って、娘を試験に誘導しました。この時点で嫌な予感はしたのですが、まさか後に起こるような顛末は予想せず、私は建物の外を散歩して待つことにしました。

ここでも「You are not supposed to use this」と言って、ドラレコのコードは抜かれました。たった10分足らずで娘から着信があり、出ると涙声が聞こえ、不合格と確信し私もVTNZに戻りました。娘は、「ウインカーを出さなかったからって言われた。でも絶対に出した!」と言って、憤っていました。教官は娘と「やった」「やっていない」のやり取りの中、一方的に会話を終わらせ事務所に戻っていました。ここでも本来の予定開始時刻より早く終わりました。

娘とともに事務所に入り、「少しお話しできますか?」と話しかけると、教官は私たちを廊下に誘導しました。教官は、①VTNZ敷地内から行動に出る際 ②約10m先の次の角 ③ラウンドアバウトの出口 の3回、ウインカーを出していなかったと説明しました。娘は、全てにおいて出していたと確信しています。

私が、「お互いに反対のことを言っていて、証拠もお互いにありません。あなたの意見だけに同意することはできません」というと、「私が嘘をついていると?」と言いました(このセリフ、このあと何回か言っていました)。彼は一貫して「聞きなさい。私は教官です。毎日これをやっている。これで収入を得ています。私は事実を記録して、私が見たことをあなたに伝えているだけです」といった意味のことを繰り返していました。また、妙にニコニコしながら「本当は、最初の2回で失格だけど、それでも試験を続けさせてあげたのですよ。でも結局ラウンドアバウトでも失敗したので、今回は残念だけど」と言いました。(これは、私を懐柔し諦めさせるためのテクニックと推測します。)
その他、ドラレコについて「you are not allowed to use 使用は許可されていません」、なんで?と聞くとひたすら「VTNZに問い合わせて下さい」と繰り返すなど、明らかに面倒くさくなってきている態度を見せ始めました。

私は、これは平行線だと考え、私「お時間ありがとうございます。(教官ニコッ たぶん諦めると思った) でも今日は同意できません(教官ムスッ) 一番の問題は、どちらにも証拠がなく、チェックができないことです(教官うんざり顔)。この周辺、賑やかなのでCCTVがたくさんありますよね(教官顔動く)。なにかで確認できないか、探してみます。今日は同意できませんが、後日またお話しする必要があります。」といい、彼は「ええ、VTNZに問い合わせて下さい」を繰り返し、解散となりました。

さて、WestからAlbanyまで問題なく娘の運転で帰宅し、VTNZのWebからそれぞれが顛末を報告しました。3日前の話なので、返事はまだありません。しかし、グーグルレビューを見てみると、出るわ出るわ似たような体験談が。これは、苦情を申し立てても、教官本人には何も効果がないことが考えられます。

考察:秒速で仕事をやっつけ、収入源である次回試験代も産生。今回の中年インド系男性職員をはじめ、一部の職員の中でそういった方法が数年にわたり行われている。

現在、VTNZに出入り口付近のCCTV映像、Auckland Transportに該当の2か所のCCTV映像を依頼しています。確認できるといいのですが!

とても理不尽な体験をしたので、皆さんが被害に合わないよう願います。対策としては、ドラレコ(音声なしで、外観のみの録画なら許可はいらず、室内も録画するなら教官と本人双方の同意が必要です)を使う、サポートパーソンが同乗する、などでしょうか?

社会の安全のため、運転免許試験を厳しい目で評価することは当然のことです。しかし、やったことをやっていないと一方的に断定されることは許しません。もし、同じような体験をされた方、また、VTNZ関係の方、運転試験関係の方がいらっしゃいましたら、ご意見を伺いたいです。

ベストアンサー

  • ozzy[#5248]  回答ID:13269 
  • 2022年3月06日 12:03:04
私の娘は今年受かることができました。やはりまずドライビングレコーダーは外すように言われたそうで、思うにテストコースを録画させない為なのかなと思います。しかしその時の試験管がなんと少しの間ですが、イビキをかいて寝ていたそうです。これだけでも娘を落とすことはできませんよね。人手不足により試験官のレベルの低さを感じました。もし落とされていたらトピ主さんと同じ行動をしていたと思います。次回のテストはきっと受かりますよ。頑張ってください。
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回答 (9)
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    • coqulico[#29624]  回答ID:13271 
    • 2022年3月06日 18:47:07
    ozzyさん、こんにちは。
    優しいお言葉ありがとうございます。

    とあるサイトによりますと、
    ドラレコの使用は、「外観のみを録画し、室内の録音をしない」設定であれば、誰の許可もなく大丈夫です。また、教官の同意があれば、車内の録音録画も可能です。ですので、この記事が正しいならば、彼の「you are not allowed to use」は嘘です。
    https://www.drivingtests.co.nz/resources/can-you-record-a-driving-test/


    また、本家NZTAの案内には、「事後の不服申し立てに役立つよう、出発前に教官が車内につける場合あります」ともあります。そんな風に誠実ならね。。。
    https://www.nzta.govt.nz/roadcode/general-road-code/licence-and-study-guide/about-the-practical-driving-tests/on-the-day-of-your-practical-driving-test/

    ozzyさんのお子さんの場合は、いびきを録音させないためだったのかもしれませんね。。。
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    • Rum[#37999]  回答ID:13286 
    • 2022年3月09日 02:51:19
    coqulicoさんと娘さんのお気持ちお察しいたします。

    15年程前とかなり前の話となりますが、私も娘さんと同様の経験(2回落ちて、3回目合格)をしました。

    当時はドライブレコーダーもありませんでしたので、私も試験官とやったやらなかったとの言い合いになり、正式にクレームも入れました。後日に聞いた所によると、2回共落ちたときの試験官は同じ人物(女性)で、アジア人嫌いで有名な試験官だったとのことで、私以外からもクレームが多い方だったそうです。

    次の対応として、私の場合は3回目を受ける前に、受ける検査場へ出向き、前回2回落ちた状況を説明して、差別等のクレームがない試験官で3回目は受けたい旨を伝えました。

    3回目の試験官は年配の白人男性で「前回の運転試験の事情は知っています。この運転で何故君が2回も落ちたのか私は分からないね」と笑顔で言われたのを憶えています。

    試験者が試験官を選ぶことは出来ないかもしれませんが、配慮して貰える可能性はあるかと思います。次の試験は気持ちを切り替えて頑張って下さい!と娘さんへお伝えください。合格お祈りしております♪
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    • coqulico[#29624]  回答ID:13290 
    • 2022年3月09日 14:32:26
    Rumさん、こんにちは。
    体験談ありがとうございます。

    私もその後、いろいろと見たり聞いたりしているのですが、
    昔(失礼)からあるお話の様ですね。
    なんで長年、黙認されているのか分かりません。

    3回目の試験のお話、参考になります。
    これ、ダメもとでも、1回目からでも「グーグルのレビューを見ましたが、、、」と
    言って、クレームのない教官にしてもらうよう、頼むことはできそうですよね。
    大変参考になります。ありがとうございます。
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    • Rauk[#32296]  回答ID:13298 
    • 2022年3月11日 22:53:50
    私は3年くらい前ですが実技3-4回落ちました。
    Albanyの試験官の態度や試験内容に納得がいかなかったのでクレームを入れましたが、返事はコピーペーストのような簡易的なものでさらに腹が立ったことを思い出しました。
    受かった時は自分の運転技術が上達したのもありますが、サポートパーソンとして旦那に後ろに乗っていてもらったのも良かったかもしれません。(ちなみに旦那はNZ人です)
    あとはもうすでにやっているようですが、試験場を変えたのと、一回テストのことは忘れて期間をだいぶ明けてから受けたのも良かったのかなと思います。
    次回は良い試験官にあたって、合格できるといいですね。
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    • coqulico[#29624]  回答ID:13300 
    • 2022年3月12日 21:10:46
    Raukさん、体験談ありがとうございます。
    嫌なことを思い出させてしまい、申し訳ありません。

    そうなんです、その場でクレームを入れると、「VTNZに言って下さい」、そしてVTNZにクレームを入れても、定型文での返事しか来ない、とのレビューがたくさんあります。一週間経ちますが、うちはまだ返事すら来ていないです。
    グーグルレビューに、だいぶ前から似たような体験談があり、試験官の実名も多々書いてあるのに、こういうことがあるというのは、会社も黙認しているのだと考えています。
    不合格の理由が、運転技術が理由ならば、全く文句はないのです。
    高圧的な態度で、不要なプレッシャーを与えたり、サポートパーソンがいるからとか、試験官によってとか、本当に理不尽だと思います。

    はい、私も少し期間を空けて気分を変えてから再受験したほうがいいと思っています。
    どうもありがとうございます。
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    • coqulico[#29624]  回答ID:13328 
    • 2022年3月20日 11:12:11
    【その後】
    VTNZに苦情を申し入れ、「調査します」とのことでしたので、返事を待っていました。

    予想はしていましたが、VTNZからは、
    「このように、他にエビデンスがない場合、試験官の判断に委ねる」とのことで、「VTNZとしては、今回の結果に満足している」ゆえ、この件は”解決済み”となりました。他にもいろいろと説明がありましたが、概ね予想通りで、「試験官の判断を支持します」といった内容でした。

    私たちは、ダメもとでAuckland Transportに、CCTVビデオの開示を申し入れていたのですが、「カウンシルが該当の場所にカメラを設置しておらず、そのため映像の提供はできない」と返事がありました。残念ですが、証拠がなく仕方ありませんね。同意はできませんが、時間も無駄にしたくないので受け入れます、と返事をしました。
    しかしながら、やりとりの中で、そこまで自分たちが真剣で、こちらが正しいと確信していることは伝えることができたかな、と思います。

    このVTNZからの返事にあるよう、「エビデンス」がないことは、こういうケースにおいて、テストを受ける側にとても不利に働きます。ですので、すこし方向性を変えて、試験中の記録(録画録音)の推奨(できれば義務化)、少なくとも個人の所有であるドラレコを一方的に停止することの禁止、これを求めて働きかけていこうと考えています。

    胸糞の悪い話にお付き合いいただき、ありがとうございました。また、ここで回答して下さった方、こちらだけではなく、直接メールをくださった方もありがとうございました。ベストアンサーは、一番最初に回答して下さったozzyさんに捧げます!
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    • ozzy[#5248]  回答ID:13329 
    • 2022年3月20日 11:15:05
    ありがとうございます!
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    • coqulico[#29624]  回答ID:13383 
    • 2022年4月04日 17:55:53
    【解決済み】としたのですが、その後について、報告します。


    ドラレコの使用について、NZTAとVTNZに確認しました。

    まず、NZTAは、「試験前に試験官に同意を得られれば、使用することができる」または、「予約時にVTNZに同意を得られれば使用することができる」と返答しました。

    VTNZからは、「現在、テストにカメラを組み込むことを検討していますが、情報の保存やデータのプライバシーの観点から、まだ最適な方法は見つかっていません。」
    そして、「現在、全てのドラレコは、試験前に停止することを求めています」と返答しました。理由は、①試験官のプライバシーの保護、②テストルートの保護 とのことです。

    したがって、ドラレコは試験前に停止するのが現状の様です。

    このVTNZの返答に、①データの使用を個人とVTNZ間に限定する同意をとる。②プライバシーを保護する権利とともに、物品の所有者がその物品を使用する権利もある。③車の所有者は運転時において責任を負う(から万が一に備えて記録が必要) などなど伝え、引き続き録画録音の義務化を要望しています。
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    • coqulico[#29624]  回答ID:13506 
    • 2022年5月15日 15:10:10
    【そのまたその後】

    VTNZより、「もう一回、ドラレコについてはっきり説明させて」とメールが来まして、曰く「音声なしで外の映像のみ映しているなら使用可、混乱させてすいません」とのことでした。

    情報が二転三転するので、VTNZとのやり取りも含めてNZTAの苦情担当と話をすることとなりました。NZTAから示された、マニュアルによりますと。

    『カメラや録音装置を搭載した車両で受験し、カメラが車外の映像のみを記録し、音声を記録していない場合、試験を継続する必要があります。カメラが試験官の車内画像や音声を記録する場合、TO はこれに同意しなければなりません。試験官は、試験の間、カメラ/記録装置の電源を切るよう要求することができます。これには、車内の第三者が操作するカメラ/記録装置も含まれます。試験官は、そのような車両機能の電源を切ったり、無効にしたりしてはなりません。申請者または車内の第三者がそのような装置の電源を切ることを拒否した場合、検査官はテストの実施を拒否することができ、テスト結果は「L」(人的過失)と記録されます。テストが実施されなかった理由は、記録されなければなりません。』

    とあります。このマニュアルの文章自体、個人的には突っ込みどころ満載と感じるのですが(結局、試験官から「ドラレコ止めて」と言われたら、了承しないと試験が受けられない可能性がある)。

    NZTAは、「ビデオ記録の必要性は認知している」「近い将来、実装される予定」とのことで、その必要性などについては、基本的に同じ方向性を向いていることを確認しました。
    私からは、このマニュアルは圧倒的に試験官に有利な内容となっていて、このような背景が、一部の試験官を横柄で無礼な態度にしている可能性がある、と意見しました。ビデオ記録は実装する予定とのことなので、その前後のテスト合格率を、試験官別にレビューすることなどを提案しました。

    NZTAの苦情担当の方は何度もメールでやり取りをしてくれ、丁寧で建設的なやり取りができました。また、ハブとなって、それぞれの部署に連絡をするなどきちんと対応してくれました。

    我が家のケースの後にも、ネット上に同じような苦情が引き続き見られとても残念ですが、皆さんのお子さんが、必要のない不快な経験をせず、フェアな試験を受けられるよう願っています。
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