他の方々も書かれている通り、ビザ取得に必要な要件を満たしており、それを証明する書類を提出できれば、代理人を通さなくてもビザは取得できます。代理人を通して申請した人は、後から振り返ると「これぐらいなら、自分でもできた」と言っています。
準備するのは、基本的に以下です。
・仕事の経験を証明する書類(レファレンス・レター)・・・(過去および必要なら現在の)雇用主が発行する「フルタイムでどの職位でいつからいつまで雇用されていたか、また担当した任務など」を記載したレター
・雇用契約書(賃金を上げて新たな雇用契約になる場合、雇用主に新しい契約書を準備してもらいます)
・申請書
・銀行のステートメント少なくとも3か月分
・IRD earnings information
雇用主が準備するのは
・INZ1113(雇用主のサポート・フォーム)
・広告のスクリーンショットと広告掲載費の領収書
[追加]3年のビザを申請するなら、警察の証明書も必要です。代理人によっては1年のビザでも要求するところもあります。
他方、自分の側には問題がなくても、雇用主側に移民局に知られたコンプライアンス違反の実績(例えば契約書の金額を下回る支払や、就業可能なビザのない人の雇用など)や、財務状況を疑われるような事例(例えば大量の整理解雇)があったりすると、デクラインされる可能性は高まります。その場合、他の雇用主の下でのワークビザ取得は問題ありません。
ちなみに過去11年(2007~2017)の日本人のワークビザ取得者は、代理人を使わない直接申請者が45,540人、イミグレーション・アドバイザー経由が1,886人、弁護士経由が1,320人です。(ソース:NZ Immigration Statistics)