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がん検診

Masaru[#16686]
Masaru[#16686]

質問ID:7283
今日NHKワールドで、癌で亡くなられたご住職(兼お医者さん)のドキュメンタリーを見て、癌の怖さと早期発見の重要性を改めて認識しました。
日本では各市町村が癌検診を行っているので、600円くらいの安価な検診料で様々な癌(胃がん、大腸がん、前立腺がん、肺がん、子宮がん、乳がんなど)に対する検診を受けることができますが、NZでは乳がんの検診しか聞いたことがありません。
NZは公的治療だと待ち時間がとても長く、待っている間に死んでしまう人が多いとのことなので、定期的な癌検診による早期発見はNZでもとても大切だと思いますが、NZでは一体どのような公的な癌検診を無料あるいは安価な検診料で受けられるのでしょうか?もし知っている方がいらっしゃったら教えてくだされば幸いです。
回答 (2)
  • ベストアンサー

    • Masaru[#16686]  回答ID:7285 
    • 2017年12月09日 16:11:43
    詳しいご回答誠に有難うございました。

    日本と比べると、がん検診の種類も少なく、GPの許可が無ければ前立腺の検査もできないようなので、不便だと思いますが仕方ないですね。
    世界保健機関の最近のランキング(http://www.who.int/healthinfo/paper30.pdf )によれば、日本は世界第10位、NZは第41位ですが、その差がよく表れていると思います。

    癌の場合、気付いた時はもう遅すぎることが多く、この国にいる限り早期発見は難しそうなので致命的な病気に罹らないことを祈るのみです。早く日本に永住帰国できたらいいなと思います。
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  • ベストアンサー

    • 元SSNZ[#6211]  回答ID:7284 
    • 2017年12月09日 14:54:46
    NZ政府が行うがん検診は、乳がん、子宮頸がんと大腸がんです。
    乳がんは45歳から69歳、子宮頸がんは20歳から70歳、大腸がんは60歳から74歳が対象になります。
    https://www.nsu.govt.nz/

    日本では安価で検診が受けられるのに、受診率は非常に低く、例えば子宮頸がんの検診の受診率(20歳から69歳)は33.7%と、22のOECD加盟国中最低です。
    NZの場合、今年9月の統計で子宮頸がん検診率(20歳から70歳)は74.8%と非常に高くなっています。目標は80%なので、もう少しですね。

    NZでは、上記3種類のがん検診は国が対象者に対して無料で行いますが、他の種類のがんについてはリスクの高いと認められる人が対象になります。
    例えば、45歳未満でも母親や姉妹に乳がん患者が居れば、ハイリスクとして検査を受けることができます。公立病院で行う検査は無料です。
    トピ主さんの家族に特定のがんを患った方がいるのであれば、ぜひGPに相談してください。

    男性の場合、50歳以上では前立腺のチェックを推奨しています。
    GPで診察料はかかりますが、そこでGPが検査が必要と判断すれば公立(医療保険加入であれば私立)での精密検査に紹介します。

    まずGP、というのがNZの医療システムです。
    日本の感覚ではじれったいかもしれませんが、健康上の不安はGPと相談してください。
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