NZ政府が行うがん検診は、乳がん、子宮頸がんと大腸がんです。
乳がんは45歳から69歳、子宮頸がんは20歳から70歳、大腸がんは60歳から74歳が対象になります。
https://www.nsu.govt.nz/
日本では安価で検診が受けられるのに、受診率は非常に低く、例えば子宮頸がんの検診の受診率(20歳から69歳)は33.7%と、22のOECD加盟国中最低です。
NZの場合、今年9月の統計で子宮頸がん検診率(20歳から70歳)は74.8%と非常に高くなっています。目標は80%なので、もう少しですね。
NZでは、上記3種類のがん検診は国が対象者に対して無料で行いますが、他の種類のがんについてはリスクの高いと認められる人が対象になります。
例えば、45歳未満でも母親や姉妹に乳がん患者が居れば、ハイリスクとして検査を受けることができます。公立病院で行う検査は無料です。
トピ主さんの家族に特定のがんを患った方がいるのであれば、ぜひGPに相談してください。
男性の場合、50歳以上では前立腺のチェックを推奨しています。
GPで診察料はかかりますが、そこでGPが検査が必要と判断すれば公立(医療保険加入であれば私立)での精密検査に紹介します。
まずGP、というのがNZの医療システムです。
日本の感覚ではじれったいかもしれませんが、健康上の不安はGPと相談してください。