今年のニュージーランド・スプリーム・パイ・アワードは、オークランドのトーベイにあるEuro Patisserieのソフィープ・ロングさんの作ったステーキとチーズのパイが受賞した。24年の歴史あるコンテストで、女性がトップの賞を獲得したのは初めてだ。

ロングさんのパイは審査員のセレブ・シェフ、ピーター・ゴードンをして「女王に捧げるのにぴったりのパイ」と言わしめた。

ロングさんは、自身のステーキとチーズのパイでコンテストに参加するのにためらいはなかったが、トップの賞を取るとは思ってもみなかったとのこと。

「最も注意するのはペイストリーで、きれいな黄金色でなくてはなりません。次は中の具、この場合は肉とチーズですが、これはバランス、均等性、味付けが正しく作られていることが大事です」とロングさん。

彼女はコロナウィルスのロックダウン中に、さまざまな種類のグレービーを試して、子供たちに試食してもらったそうだ。

465軒のベイカリーから5,000人がエントリーしたこのコンテストで、堂々の一位となり「女は何でもできるんです」とロングさんは誇りを持ってインタビューに答えた。