警戒レベル2の下、スキー場はオープンできることがわかり、スキー場を運営する会社では喜びの声が上がっている。
ジャシンダ・アーダーン首相は、レベル2下では一か所に人が集まる場合は100人以下と発表した。NZ Skiは、南島のコロネット・ピーク、リマーカブル、マウント・ハットスキー場を運営する。利用客が多い日は、1つのスキー場に3,000~5,000人が集まる。オーストラリアとの国境を開けなければ、利用客の数は半数以下に落ちると予想されている。これはソーシャルディスタンスを維持する上では逆に好都合ともいえる。NZ Skiのチーフエクゼキティブは、「スキー場に入る道路を管理して、もし大人数が同時に到着するような時は、発券所などの混雑を避けるため、しばらく待つように頼むこともできます」と、レベル2下での考慮点を検討している。
他人との接触をできるだけ避ける運営方法、リフトの椅子やセーフティバーなどの除菌清掃など、ガイドラインに基づいたスキー場にするため、今後もニュージーランドのスキー業界は協力して方法を模索してゆく。