ニュージーランドの決済処理会社 Worldline NZ(旧 Paymark)が発表したデータによると、2025年のブラックフライデー(年末セール日の一つ)における小売(食品以外)での支出総額は NZ$ 55.6 百万だった。これは2024年の同日から 6.2% 減少。3日間の週末を通じた支出も 4.6% の減少となっている。
とはいえ、2025年のこれまでで「最も支出が多かった日」であり、Easter(日曜の祝日)に記録した NZ$ 49.1 百万を上回っている。
Worldline の幹部は、「多くの買い物客が店を訪れたものの、食品以外の買い物では全体的に支出を抑える傾向があった」「特に衣料品の売上は前年比を上回ったが、それ以外の分野では減少が目立った」と説明。
背景には、消費者の財布のひもが締まり気味であることがあり、クリスマス前の繁忙期に向けて小売業者は今後の挽回を期待しているとのこと。
