政府はオークランドのレベル4の一週間延長、それ以外の地域はレベル2に留まる方針を決定した。
感染件数は先週末金曜日の11件から、土曜日は23件、日曜日は20件、そして月曜日は33件と上昇傾向にあることをふまえ、ACT党のデイビッド・シーモア党首は、政府は経済的な視点からの政策を見直す必要があり、ワクチン接種率が高まり、ロックダウンが不要になるまで、どのくらいの期間現在のゼロコロナポリシーを貫くかの回答を求めている。
「答えが難しいのは承知しています。しかし、一度は効果があった対策も、今回はもう期限を超過したのでは?新しい政策はどういったものか、考え始める必要があるでしょう」とシーモア氏。
「4週間でアウトブレイクを防げなかったのなら、5週間でも無理ではないですか? 5週でもだめなら6週間に延長するのでしょうか? 国民は破産してしまいます」と与党の政策を手厳しく批判しながら、「私が間違っていて、レベル4が上手くいくように願っていますが」とも。
「外部へのウィルス感染を防ぎながら、オークランド内のビジネス活動を許可し、ワクチン接種がハイレベルに到達するまで待つのはどうでしょう」と彼は代案として、オークランド以外の地域にウィルスが拡散するのを防ぐため厳しい境界管理を継続しながら、オークランド内の規制を変えてゆくことを提案している。