ビジネス革新雇用省のデータによると、この6月旅行者向け宿泊施設の11パーセントが休業あるいは宿泊者ゼロであった。
過去13カ月の集計では、稼働率は42パーセントでその93パーセント国内旅行者と見積もられている。
ホテル・カウンセルの戦略ディレクター、ジェイムズ・ドゥ―ラン氏は、「国内旅行者だけではホテル業が成り立たないことが、このデータからも裏付けられています。
海外からの入国者向け隔離施設となっているホテルを含む主要な旅行者宿泊施設の延べ宿泊者数は、合計で3040万人泊となっている。
ドゥ―ラン氏は、ホテル業界は事業計画に対するサポートが必要と考える。
「ホテルは大きくて高額なインフラ資産を保持している上、経営には多くのスタッフと従業員が必要です。先が見えない時代ですが、事業再開の条件は何か、どのように再開すればいいのか、ニュージーランド人の80パーセントがワクチン接種した後はどうなるか、など将来がどうなるかを論議することは大切です」とドゥ―ラン氏は見解を述べている。