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ウィンストン・ピータース、Tip Top 売却を批判

首相代理を務めるウィンストン・ピータース氏は、Fonterra社がアイスクリームブランドTip Topを売却したことを、ニュージーランドにとって『悲しい日』と、過去の政府とFonterra社の経営を批判した。

ニュージーランド最大の企業であるFonterra社は、Tip Topを英国基盤のアイスクリームメーカーFroneri社に、NZ$380ミリオンドルで売却した。ピータース氏は、海外企業への売却は国の意向に反するとして、過去の政権と過去のFonterra経営陣を批判した。現在の経営陣を批判する意思はないとした上で、Fonterra社のBeingMate社への無謀な投資と、経営陣が得ていた巨額のサラリーなどを取り上げ、社の運営の失敗が、Tip Top社の売却につながったと表した。

Fonterraは国営の企業ではないが、ニュージーランド政府からの積極的な支援を求めるなら、従うべき指針がある、とピータース氏は断じている。