クライストチャーチに200羽以上のオオソリハシシギが戻って来た。このオオソリハシシギは、北極圏から夏の南半球をめざし、長駆1万1,000キロをノンストップで飛ぶ渡り鳥だ。今週に入り、地元の鳥類学者が今年最初の一群を発見した。
ニュージーランドに渡り着いたこの鳥達は、エイボン-ヒースコート・エスチェリーや、ベックスリー・ウェットランドの一部を住みかとする。今後数週間かけて、更に多くの鳥が到着するであろう。彼らはアラスカから8日以上もどこにも止まらずに飛んでくるのだ。
スピット保護区の周囲で観察ができるが、犬を近づけることは禁止で、クライストチャーチ・カウンセルが取り締まっている。来年3月に再びアラスカに向けて旅発つまで、夏の間鳥たちは充分休むことを必要とされる。