速い速度で北上する前線の影響で、ニュージーランドは9月4日から5日にかけて広い範囲で荒れた天気となる見通しだ。気象局(MetService)は大雨と暴風のオレンジ警報に加え、南島の峠道に降雪警報を発表した。露出した場所では最大130キロの突風が予想され、首都ウェリントンには最大120キロの突風を見込むオレンジの強風警報が出された。
南島西部では土曜日にかけて大雨が降り、日曜日には強い北西〜西の暴風が全国の多くの地域に及ぶ見込み。タララ地区、ワイララパ、ウェリントン、マールボロ・サウンズには強風警報が発令された。南部レイクスやセントラル・オタゴでは、日曜に標高700メートル以上で雪が予想され、山間の幹線道路にも影響が及ぶおそれがある。日曜には南島を中心に雨の範囲がさらに広がる。
今回の荒天は、強い湿った北西の流れに前線が次々と組み込まれ、その後に冷たい南西風へと変わる、典型的な春先の気圧配置によるもの。当局は、峠越えを予定する車に冬用装備を促すとともに、強風下での高所や橋の上での運転、倒木や停電への備えを呼びかけている。北島東部は比較的乾いた状態が続き、週末後半にかけて天気が持ち直す地域も多いとみられる。
