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海岸エリアではアザラシに注意して

毎年5月から9月にかけて、ケケノ(アザラシ)はコロニーを離れてさすらう。DOC (ニュージーランド自然保護局)は、この時期、海岸沿いの道路やビーチでアザラシに遭遇する可能性を認識してほしいと呼び掛けている。

海辺の岩の上でくつろいでいるのを目撃されたり、時には人間や動物の住む場所にも出没する。

海洋学者のローラ・ボレン氏は、アザラシの数は増えつつある、と語る。

「特に冬の間は、今まで見たことのなかった場所にも現れることがあります。海岸付近では、犬はリードをつけて歩いてほしい。犬がアザラシを襲っているという報告をよく受けています」とボレン氏。

Coastal Otagoコミュニティのレンジャー、モス・トンプソン氏は、クルマを運転する人にも注意を呼び掛けている。

「悲しいことですが、毎年ケケノ、特に子どものケケノがクルマにひかれる事故が起こっています。海岸沿いを運転するとき、夜明けや夕暮れ時はとりわけ、スピードを落とし注意して運転してほしい」とトンプソン氏。

ケガをしたり、襲われたりしているアザラシを見かけたら、0800 DOC HOT(0800 362 468)まで連絡を。