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サウスランドの洪水後、残されたペットはどこに

レベッカ・マクベスさんは、「Southland Floods 2020: Find My Pet」というフェイスブックのページを立ち上げた。洪水の被害を受け、ペットを家に置き去りにせざるをえなかった人々を助けるためだ。

ページに登録されていたウィロウという名の犬は、洪水4日後にして見つかった。この犬は、洪水の前、雷に恐れて逃げ出していた。洪水の際、多くの人々はパニックになり、避難をする際ペットを連れて行く余裕がなかった。また、水流が増えるにつれ、恐れをなして逃げ出した動物もいる。レベッカさんは、「大切なペットを残してゆくのはどんなに辛かったでしょう。今ホームレスになったたくさんのペットが、飼い主を探しているはずです。このページが少しでも役に立てばいいのですが」と気持ちを語った。また地元の獣医Vetco Clinicは、避難した住民のペットを臨時に無料で預かるサービスを提供した。飼い猫2匹をクリニックに預けたゾーエ・マイルスさんは、「本当に助かりました。うちの猫はまだ若く、興奮しやすいので、人が多くいる場所は苦手です」と、感謝を表している。

クリニックのオーナーは、「避難した人は、それでなくてもストレスを抱えています。ペットを預かることで少しでもサポートできたら嬉しいです」とその意向を語っている。