ある調査グループが、継続して増加成長してゆく国内の人口に対して、何らかの方針を政府が打ち立てる必要があると、訴えている。
警告を発しているのは、マッセイ大学の調査グループで、地域の過疎化、住宅不足などの問題を避けるため、政府の人口方針が必要であるとしている。
ニュージーランドは、高齢化と出産率の低下、移民者の急激な増加などに直面している、と語るのは人間科学の教授ポール・スプーニー氏。
「人口統計は大きく変わりつつあり、現在のポリシーでは対応できなくなることは明らかであり、実際すでに対応不能な局面もある」
この40年余り実質的な方針は立てられておらず、今時点ですでに遅すぎる、とスプーニー教授。