経済協力開発機構(OECD)の調べで、開発国の子供たちが宿題に費やす時間が減っていることが挙げられている。
38カ国を対象にした15歳の生徒たちの通常のテストに関するOECDの調査。2012年には、子供達が宿題に費やす平均的な一週間の時間は4.9時間で、2003年に比べると1時間も少なくなっている。
ニュージーランドでは、平均は4時間ちょっとと、約20分短くなっている。ただし富裕層の子供たちは、平均を1時間上回る時間勉強している。その半面、貧困家庭の子供たちの勉強時間は1時間少ない。
OECDのレポートでは、宿題は成績と関連しているが、4時間以降はあまり影響がなく、他の面での条件がより大きく関連している、と発表している。