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有害食品を提供 日本食店オーナーに30,000ドルの罰金

クライストチャーチのレストラン「サムライボウル」を経営していたシンチェン・リウ氏が、安全性に問題のある冷凍ラーメンを提供し、さらに移民法にも違反したとして、地裁で有罪判決を受けました。

リウ氏は、黄色ブドウ球菌の毒素が検出されてリコールとなった冷凍ラーメンを処分せず、冷凍保存して一部をスタッフや来店客に提供していたことが明らかになっています。加えて、リウ氏は移民局に対して虚偽の情報を提供し、3人の従業員に対して就労ビザの条件を無視して不法に働かせていたことも判明。

こうした行為に対し、食品衛生法違反で2万ドル、移民法違反で1万ドルの罰金が科されました。当局は「この判決は違法行為に対する厳しい姿勢を示すものであり、再発防止に向けた警鐘でもある」とコメントしています。