MIQに利用されているジェット・パーク・ホテルで最近、宿泊客により5部屋の設備を壊されるできごとがあった。
ある部屋では、ドアと二重になっている窓に穴があき、カーテンレールが外れていた上、椅子、テレビのリモコン、電話、目覚まし時計なども破損していた。
その他4部屋で、カーテンが破られる、カーペットにしみ、椅子の破損、壁に子供の落書きなどのダメージが見つかっている。
本ホテルは、コミュニティでの感染者数100人を抱えている。海外からの帰国者は何カ月もかけて隔離の準備と心構えをしてくるが、コミュニティ感染者は隔離施設に入るまでほんの短い時間しか許されない。
MIQの責任者の1人、ローズ・キング氏は、「突然MIQ行きを迫られたコミュニティ感染者のストレスは理解できる」とした上で、「MIQの設備を破損した行為は、深刻に受け止める」とコメントした。
MIQ施設は、警察、軍のスタッフ、セキュリティ・サービスにより警備されている。