イスラム教徒のあるグループが、見知らぬ人とコーヒーを飲みながら会話をする活動を始めた。制約のない自由な会話をすることで、ニュージーランド人に彼らの信仰をよりよく理解してもらうためだ。
Meet a Muslimキャンペーンは21日の旅程で、国内の諸都市を訪れる。
アフマディーヤ・ムスリムで、ウェリントンに住むムスターファ・カマルさんがまとめ役で、イスラム教に関して誤った考えを捨ててほしいという願いとともに、このキャンペーンを行っている。
カマルさんは、人生で一度もイスラム教徒に会ったことがない人が多い中、自分たちと会話した後は、これらの人々が完全に考えを変えることを度々経験している。
このグループは、「私はイスラム教徒です。何でも訊いてください」と書かれたTシャツを着て、訪れる町の通りに立つか、カフェに座っている。
よく訊かれるのは、キリスト教徒イスラム教の違いと、イエス・キリストに対する考えに関して。
「イスラム教の女性に関してもよく尋ねられます。イスラム教国では虐待されているのではと。通常は、これは文化的な背景が基になっており、イスラム教の教えとは関係がないことなのです」
物理的に実際他人と向き合って会話することで、相手の思い込みを変えることができる、とカマルさんは本キャンペーンの効果を感じているという。