市の公共交通機関向け基金を増やすため、オークランドでは1リットルにつき11.5セントの地域燃料税の実施が始まった。
これを受けて、自社のトラックの運転手にオークランドでの給油を避けるよう通達した企業もある。燃料税が課税されるガソリンスタンドが記された地図がドライバーに渡され、可能ならば近隣の他の場所で、ガソリンの給油を求められている。他の場所とはすなわち、ハミルトン、ダーガビル、ファンガレイ、ワイラケイ、テ・クティなどである。
この税の導入により、オークランドを通る運送車両を持つ企業は2~3パーセントのコスト高を強いられると予測されている。これら企業が、オークランドでの給油を避けることは明白であった。
オークランド市内に基盤を置き、市内で事業を展開する企業にとっては、不利な状況と言える。