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行方不明のヨットの親子27日後にオーストラリアで見つかる

去年の12月17日、アラン・ラングドンさんは6歳の娘のクィーちゃんと、クリスマスをベイオブプレンティで過ごすために、小さなカタマラン(双胴船)で、カウヒア・ハーバーを北に向けて出発したが、その後二人を乗せたカタマランの行方が分からなくなっていた。

今週になって二人は、2,600キロ離れたオーストラリアのニューサウスウェールズ、ウラデュラに無事に姿を現した。
ラングドンさんの話は「旅の4日目にして、二つある舵の一つが壊れてしまい、航路を変更せざるを得なかった」と27日間の失踪の経緯をオーストラリアのメディアに説明した。
ラングドンさんとクィーちゃんは、ほぼ4週間を6.4メートルの小さなボート上ですごしたことになる。
南下してオーストラリアに上陸したラングドンさんは、「ニュージーランドで遭難届けが出されていたとは思いもしなかった」と彼ら父子を取り巻いたメディアからの質問の嵐に驚いていた。

ボートには食料と水は充分積んであり、二人は疲れてはいるが健康である。