最近の世帯労働者調査の結果、国内労働者の8.6％が書面の雇用契約を結んでいない事が発覚した。

ニュージーランド統計局によるとつまり国内で17,1千人の労働者が雇用契約書が無いこととなる。加えて5万6千人もの人々が契約書を持っているかどうか不明と回答したという。パートタイムやカジュアル勤務での契約者の方がフルタイム勤務者よりも多く雇用契約書が無いと答えている。
労働党 Andrew Little党首によると、勤務時間や休暇の記載が必要な書面の契約書を望まない雇用主がいるようだ。
 
ニュージーランドでは、パートタイムやカジュアル等の勤務体系に関わらず雇用の際には必ず書面での雇用契約書にて契約を交わし保管する事が義務付けられており職場関係・安全担当のMichael Woodhouse大臣はこの調査結果に懸念を示し、詳しく実態を調べていくという。