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David Bain氏 免罪による賠償請求認められず

David Bain氏の冤罪による賠償請求が却下されたものの、政府は見舞金として$925,000の支払いをすると、Amy Adams法務大臣が2日の記者会見で発表した。
 
David Bain氏は、1994年6月、ダニーデンで発生した両親と3人の子供の計5人殺害でただ1人殺害現場にいた生存者であり、殺害容疑で逮捕された。 有罪判決後、13年間刑務所で服役していたが、2009年の再審で無罪が確定された。
その後、Bain氏が賠償支払いを請求していたが、長年にわたり賠償支払いに関する審査は続いていたものの、今回Ian Callinan裁判官の最終判断により、Bain氏のケースは賠償支払いの条件には合わないため支払いは不要と結論付けたという。

政府はこれを受けてBain氏に対し事件の謝罪をすることは無いが、見舞金の支払いを発表。Bain氏は自分が無罪であるのにも関わらず、賠償が認められないことに不服だが、見舞金の受け取りには応じた。