先月発禁処分を受けた青少年向けの小説Into the Riverがニュージーランド映画・文学審査委員会(Film and Literature Board of Review)による処分の見直しにより発禁処分は取り消しとなる他、年齢制限もなくす事が決定された。
これは委員全員満場一致ではないものの、多くの委員が処分無しに賛成し決定した。審査委員会の委員長はこの決定に不満を残し、R18指定かせめてR14指定がふさわしいとコメントしている。
Family First代表のBob McCoskie氏はこの結果に落胆しつつ、せめてR18指定をするように活動を続けていきたいとしている。
Into The River は2013年、ニュージーランドポスト児童図書賞New Zealand Post Children’s Book Awardsを受賞。しかしながらFamily Firstがこの本の物語が性的行為やいじめ、そして暴力的な言語が使用されているとして発禁処分を強く申し出ていたことで、先月発禁処分となっていた。