メインの仕事を決めたときに、そこでの所得税を払うためのtax codeを決めます。良くあるパターンはMかMEです。
メインの仕事での源泉所得税は年収が14000ドルまでは税率11.95%、14001-48000ドルは18.95%となります。(それ以上高い年収部分の説明は省きます)
サブの仕事を決めたときに、そこでのtax codeを決めます。メインとサブを合わせた総年収見込みが14000ドル以下ならSBと申告し源泉所得税率は11.95%,14001-48000ドルならSと申告し源泉所得税率は18.95%です。
つまり、メインの仕事だけなら年収14000ドル以内の人がサブの仕事を持つことによって14001ドル以上の年収になると予想できる場合は、サブの仕事をSと申告することでサブの収入の源泉所得税率が高くなります。
ただし確定申告(tax return) をすることで、最終的には誰もが総年収に見合った税を払うことになります。年収に見合ったtax code を申告していないと多額を追加徴税されたり払いすぎた税金が戻ったりします。
tax return での所得税率は14000ドルまでは10.5%、14,001-48000ドルは17.5%ですので、正しいtax codeを使っていれば「tax return で税金がちょっと戻った」という人が多いようにできています。
以下のpdfファイルに週払いまたは隔週払いの給料の場合の給料額に応じた税額がのっています。私の給料で比べてみたら数字がビミョーに違うのですが、結局はtax return をするので少しぐらいの誤差があってもまあいいかと思っています。
ご参考までに。
2016 Weekly and fortnightly PAYE deduction tables
http://www.ird.govt.nz/resources/6/6/6602abfd-4574-449c-94fe-1a81573f12c3/ir340-2016.pdf
このサイトで質問に答えていくと、自分のメインとサブの仕事のtax codeがわかります。
http://www.ird.govt.nz/how-to/taxrates-codes/codes/secondary-tax-codes.html