個人的には、NZに移住した日本人でNZ国籍取得後に問題になった話は聞いたことがありません。
ただ、最近のニュースで、ヨーロッパ(スイス、フランスなど)に移住した日本人が現地の国籍を取得し、現地日本大使館でパスポートの更新をしようとして国籍失効のためパスポートがVoidされたというケースに対し、日本国籍喪失は違憲として原告団の「元日本人」が提訴しているようです。
なので、NZは「今のところ」大丈夫みたいですが、他の国では実際に日本国籍の失効もありえるのでしょう。
国籍法の第11条1項では、日本国民は自己の意思により外国籍を取得した時には、日本国籍を失う、とされていますから。
出生などでの重国籍者は、国籍選択義務の発生する20歳の誕生日から2年の猶予がありますが、トピ主さんの知人の娘さんは、ギリギリで新しいパスポート(10年)を更新したのであれば、日本のパスポートを持っていても何の問題もないのではないでしょうか?
それか、他の方の書かれているように、外務省が緩くてパスポート更新の書類に「外国籍有り」とされていても見過ごしているか??
外国籍を持っているのに「無し」とすれば、公文書に対する虚偽申告という罪になりますし。
現地出生なども含め、一度与えられた国籍を離脱することが法的に認められない国(例:ブラジル)では、離脱努力もできませんが、NZは内務省に国籍離脱の申請をすることができる国ですので「離脱努力」をしている、というのがどこまで認められるかは、やはり日本側がどれだけ本気で厳しくしてくるか、じゃないでしょうか?